2016-04-13

「蚕まつり2016」レポート(その4)蚕供養

 朝、暗いうちにスタッフたちが食事の準備を始めました。舞台監督を務めたサラウィも大鍋の前に立っています。
 昨日、ファッションショーを行なったステージ上に、「伝統の森」のショップの横にある小部屋に安置されている仏像が運び込まれ、その斜め前に僧侶が並んで座りました。まずは、僧侶に食事を供します。
 歳長のおじいが読経を始め、皆が唱和します。僧侶たちの読経が始まると、僧侶の前にある鉢に、炊いたご飯を参列者が順によそっていきます。こうした一連の行為が功徳を積むことになるのです。最後に御供え物をそれぞれの僧侶に捧げ、蚕供養は終わりました。

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